こんにちは。
マイルらいく@陸マイラーブログ運営者です。
ビジネスをしている陸マイラーの方々、仕事の取引先の分散はできていますか?
ビジネスをしている方は、聞いたことはあると思いますが、一般的に、取引先は、1社に集中させず、分散させた方がよいといわれています。
一説には、1社あたり売上は、全体の売上の20%以下にすべきともいわれています。
私の知り合いの経営者の方は、15%以下にすべきとおっしゃっていましたね。
私は、前職で、中小企業で働いていましたが、
そのときは、1社が70%くらいの売上でした。
仕事が1社に集中していることのメリットとしては、
以下のようなものがあります。
・営業等をしなくても、勝手に仕事が降ってくる。
・仕事の進め方がお互いに分かっているので、スムーズに仕事が進む。
・担当者と何度も顔を合わせるので、担当者と仲良くなれる。
結構いいことはありますね。でも、
以下のようなデメリットもあります。
・まとめて発注してくれる代わりに、単価が低くなる。
・コストダウンの要求は断れない。
・納期を厳しく設定されても、対応せざるを得ない。
・取引先の経営がピンチになると、仕事が激減する。
働いている従業員にとって、単価が低くなるのは大問題です。
単価が相場より、30%低くなれば、給料も30%減るわけですからね。
同じ仕事をしていても、給料が30%減るわけです。
また、上記の中で、「取引先の経営がピンチになると、仕事が激減する」こと。
これが最大のリスクになります。
この場合、たいてい生き残るのは、その取引先で、
受注側のこちらは倒産の危機になってしまいます。
取引先にとっては、発注を減らすことは、コストを減らすことに繋がります。
すなわち、取引先にとっては、自社の利益を確保する方向になるんですね。
しかし、受注側にとっては、生命線の売上がなくなることになるんです。
減らせるのは、人件費ということになります。
働いている従業員にとっては、最悪ですよね。
逆に、取引先が分散できたら、以下のようなメリットがあります。
・取引先がピンチになって、その受注が減っても、他の取引先があるので、問題ない。
・納期の厳しい案件は断れる。
・値下げ要求してくるような取引先の仕事は断れる。
・このため、単価が高くなり、従業員の給料も高くなる。よって、従業員の定着率も上がる。
このように、たくさんのメリットがあるわけです。
まあ、私は、1人で事業を行っているので、「従業員の定着率があがる」というのは、実感していませんが・・・。
上記の中で、特に、「値下げ要求してくるような取引先の仕事は断れる。」
のは、大きいですよ。
価格の決定権を握れると、収益が飛躍的に向上します。
ちなみに、私の事業の取引先別の収益の円グラフは以下のようになります。
過去1年間の、取引先別の収益(売上)の比率です。
(最近の会計ソフトは、こんな円グラフがすぐ確認できるので、便利ですね。)
見ていただいているとおり、
売上が多い取引先の順に、8.1%、6.7%、6.4%となっています。
1社あたりの売上が、全体の売上の20%以下に抑えられていますね。
このような状況ですので、私は、基本的に、値下げはしていません。
1社に取引を切られても、最大でも8.1%、売上が下がるだけですからね。
消費税程度の売り上げ減ですね。
値下げ交渉で、精神的に疲れるより、
そんな取引先は、お断りして、他の取引先との仕事を円滑に進めた方がよいです。
皆さん。相見積もりをとられたとき、他社に仕事をとられるのが不安で、割引した値段を書いて、見積書を発行していませんか?
私は、一切値下げをしていない見積書を発行しています。
それで、当社に発注しないなら、それまでです。
発注されなくても、あまり気にならないんですよね。
ご縁がなかったということで。
ちなみに、この陸マイラーブログを始めたのも、収益の分散化の施策の1つです。
うまくいけば、収益が発生する分野が1つ増えることになりますからね。
でも、正直、この陸マイラーブログでは、収益をあげるのは、難しいかなぁとは思っています。
うまくいって、収益が発生するようになれば、ラッキーだなと思っています。
せっかく時間をかけているので、収益も発生すると嬉しんですけど、こればっかりはわからないですね。
でも、収益が発生しなくても、誰かの参考になれば、それでいいかな。
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